これで堺は最終回。今回は室町・戦国時代に栄えた堺を彷彿とさせる古寺巡りへ。
まずは大安寺へ。ここは総檜造りの書院造の建物で有名。山門が素晴らしいです。次に行ったのが、堺屈指の禅寺、南宗寺。ここは堺の戦国武将、三好長慶が建立した禅寺で、ここで千利休も修行を重ねて、禅の心を茶の湯に昇華させたと言われています。境内には茶室、実相庵や枯山水庭園があります。また、不思議なことに大坂冬の陣で徳川家康が後藤又兵衛に槍で刺されて落命したという伝説があるようで、徳川家康の墓標もあります。
帰りは堺駅方面へ戻って、旧堺港を見てから北浜公園へ。ここは市民の憩いの場として野球など楽しんでいました。最後に堺駅前の喫茶店へ。三万歩以上歩きましたが、心地よい疲れとともに、堺の歴史を振り返っていい気持ちになりました。大阪も広いですね。